袋田八景(郷土紹介)
袋田八景
1 木造校舎の袋田小学校
袋田小学校は150年の伝統があり、令和5年度に創立150周年式典を実施しました。また、1958年(昭和33年)に建てられた木造校舎は、私たちの自慢の1つです。歴史を感じさせる温かみのある校舎は、桜や鯉のぼりがよく似合います。春の運動会前には、鯉のぼりを校庭のフェンスに設置しています。
2 袋田駅と滝の模型
袋田駅は、ログハウス調の駅舎で登山客や温泉客で賑わいます。ホームの反対側には、袋田の滝のミニ模型があり、実際に水が流れます。また、JRC活動の一環として、駅入口に全校児童が育てたマリーゴールドのプランターを飾ります。
3 袋田の滝
日本三名瀑の1つ袋田の滝です。校外学習で滝を見学に行くこともあります。冬の寒いときには滝の全面が凍ります。夏には、袋田の滝の入口に、JRC活動の一環として、全校児童が育てたマリーゴールドのプランターを飾ります。
4 月居山と観音堂
袋田小学校からは、月居山と観音堂がよく見えます。
袋田小学校の校歌の作詞は、野村俊夫氏、作曲は、古関裕而氏です。その校歌の中に「月居山」が歌われています。観音堂の歴史は古く、源義家(平安時代の武将)が戦勝祈願したと伝えられており、町の文化財です。
5 久慈川と沈下橋
久慈川は、夏はアユの釣り人で賑わい、冬はシガの見物客で賑わいます。久野瀬橋(沈下橋)は久慈川に架かる橋で、南田気から通学する子どもたちの通学路になっています。冬は、久慈川のシガと沈下橋を渡る小学生が写る場所が絶好の撮影ポイントになります。
6 龍泰院
龍泰院は、袋田小学校の近くにある曹洞禅宗の寺で、1533年(天文2年)に佐竹氏によって創建されました。毎月第一日曜日の朝6時から座禅会があります。ご住職の出村尚英氏は野鳥の研究家でもあり、わたしたちもいろいろと教えていただいています。
7 箕輪の秀明水
徳川光圀公が大子に来たときに、南田気の箕輪に立ち寄り休憩し、この水でお茶を召し上がったことから命名されたと伝えられています。2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災でこの地区が断水したとき、この湧水のおかげで多くの人が助かりました。
8 滝川の斜交層理
滝川の対岸を眺めると縞模様のついた地層を見ることができます。これは地層が東に傾いているので縦縞模様のように見えるのです。もともとは水平だった地層が、川で削られたり堆積したりして傾いてしまったのです。
※ぜひ、私たちの袋田に足を運んで、豊かな自然を満喫してください!