依上小学校

　５年生が、家庭科の時間にご飯とみそ汁の調理実習に取り組みました。児童は、米を洗ったり、みそ汁の材料である大根や油揚げを切ったりする作業をグループの友達と分担しながら、手際よく進めました。お米を入れたなべを火にかけると、徐々に沸騰してきました。児童は、ふき出る泡の様子に驚きながらも、火加減を上手に調節していました。みそ汁は、にぼしで出汁を取り、材料を入れる順番に気を付けながら仕上げました。試食の時間には、「ごはんがやわらかく炊けた。」「おこげがおせんべいみたい。」「みそ汁がとてもおいしい」という声が上がり、自分たちで作った食事に満足そうでした。

　１・２年生が生活科の学習で２回目の「町探検」を行いました。今回は、斉藤りんご園と依上駐在所を見学しました。
　斉藤りんご園では、手作りの資料を使ってりんご園の仕事について説明していただきました。たくさんの時間と手間をかけておいしいりんごができることを知った子供たちは、さらにりんごの木が４００本もあると聞いて、その仕事の大変さを実感していました。また、りんごの試食もさせていただきました。子供たちは「おいしい！おいしい！」と言いながら口いっぱいにりんごをほおばり、嬉しそうに旬のりんごを味わっていました。
　駐在所では、２台並んだパトカーに興味津々な子供たち。新型と旧型のパトカーを用意していただいたことで、その違いにいろいろと気付くことができました。また、トランクの中を見せていただいたり、サイレンを鳴らしていただいたり、特別な体験の連続に子供たちは目を輝かせていました。また、駐在さんが身に付けているものが気になる子供たちからは、次々に質問がでましたが、実演も交えながら一つ一つ丁寧に答えていただきました。
　お忙しい中、町探検にご協力いただいた斉藤りんご園と依上駐在所の皆さん、ありがとうございました。

　３年生の総合的な学習の時間に、本校元校長の塚田薫先生をお招きして、押川の自然について学びました。押川に行く前に、塚田先生が「山や川、海などの自然を守ることはどうして大切なのでしょうか。」と問いかけると、児童は、「川が汚れると川の生き物が生きていけない。」「川から流れたゴミは、海にたどり着くから海も汚してしまう。」と答えていました。生き物や環境への関心が高まったところで、押川の探検が始まりました。
　実際に押川を探検してみると、あゆやメダカ、カワセミなど様々な生き物たちに出会うことができました。また、児童は川底にある石を拾っては塚田先生に石の名前などを質問し、熱心に説明を聴いていました。
　今回の活動を通して、３年生は押川の自然の豊かさを実感することができました。また、地域を流れる押川がずっときれいで、たくさんの生き物たちが住める場所にしていきたいという思いが生まれてきました。その思いを、自分にできることを考える学習につなげていきたいと思います。
　塚田先生、ご多用の中ご協力ありがとうございました。