依上小学校

　総合的な学習の時間、６年生は地域の環境の実際を知るために、依上地域を流れる押川周辺の様子を見に行きました。
　川を流れる水、堤防や橋付近の様子を観察する中で、様々な発見がありました。児童の活動後の振り返りには、「川の草やゴミのせいで、川の色か黄色くなっていて、前より汚れている気がした。」「ペットボトルや空き缶などの飲み物類のゴミが多かった。」「崖になっているところと端の方にゴミが溜まっていた。」などの気付きが書かれていました。
　児童は今回の観察をもとに、子ども議会交付金事業として「押川クリーン作戦」を実施する予定です。

　６年生は、算数で「分数のかけ算」について学習しています。
　今日は、「4/5×2/3」のかけ算のしくみについて考えました。児童は、「分数をかけたら答えが元の数より減ってしまうのに、本当にかけ算でいいのだろうか。」という疑問を自ら解決するために、グループで積極的に話し合っていました。
　友達の説明を聞いて納得できると「あぁ、なるほど。」と言った声があがったり、分からないところを質問したりと、児童同士で語り合いながら学びを深めていました。

　茨城県防災・危機管理課　星様を講師としてお迎えし、河川等の洪水から生命を守るためのマイタイムラインについてお話をいただきました。ハザードマップで自宅の洪水に関する危険度や避難場所の確認をした後、大子町へ台風が接近することを想定し、洪水等に備えて3日前からどんな行動をすべきか考えました。6年生は、高齢者が家族にいる場合は早めに避難したり、避難経路を考えながら最も安全な避難場所を見つけたりと自分に合った避難方法をタイムラインにまとめようとしていました。これからの生活の中で、自分で生命を守るために大切なことを学ぶことができました。ご指導ありがとうございました。