さはら小学校

　不審者が学校に侵入したと想定した避難訓練を行いました。６年教室から侵入した場合、子供たちはどのように動けばいいのか、先生方は何をすればいいのかなどを考えて避難しました。大子町警察署の方や佐原駐在所の長嶋様をお迎えして、さすまたの使い方や避難する時に気を付けること、そして、訓練をすることの大切さを学ぶことができました。

　大子清流高校の生徒さん、先生をお招きして、５年生が福祉体験を行いました。高齢者体験や体が不自由な方の体験などを行いました。体に重い装具や関節に曲がりにくい装具などをつけて、歩いたり、階段を下りたりして、いつもとは違う体の動きを体感しました。今までの学びの中で、高齢になると今と同じように動くことが難しくなることは分かっていても、実際に体験することで、実感の伴った学びが出来たようです。感じたことをこれからの学びや生活に生かしてほしいです。

　さはら小学校は茶畑だけでなく、山や川など自然豊かな地域です。今日は5年生が自然の中でも森の働きについて学ぶ「森林教室」を大子町林業指導所の２名の講師をお招きして行いました。まずは、山の木々について、種類や働きをスライドを使って学びました。さらに、山を守るためには手入れ（間伐）が必要であることを学び、間伐材を使ったお箸作りをしました。檜の間伐材を削っていくと、教室中、檜のいい香りが広がりました。森を守るために出来ること、無駄にしないSDGｓの視点など、考えるよい時間になりました。