生瀬中学校

【3日目】　北野天満宮　金閣寺　京都駅

　雨が夜の内に降り切り、最終日は気持ちのいい日差しに包まれた晴天になりました。
　三日間滞在したホテルに別れを告げ、京都市内を循環する市バスに乗り、北野天満宮に向かいました。多くの修学旅行生・受験生がいるなか、生瀬中の生徒達もおみくじを引いたりおまもりを購入して受験がうまくいくようにとお参りをしました。また、北野天満宮に多く祀られている牛の石像を撫でて、健康や学力向上にあやかろうとする姿もありました。

　旅の締めくくりに訪れたのは、京都観光の代名詞ともいえる金閣寺です。
天気に恵まれた結果金閣寺は美しく輝いており、生徒達は｢おお！！！｣と感嘆の声を上げていました。写真を撮って楽しみながら、じっくりと近くで金閣寺の魅力を見ることができたようでした。

　京都駅で最後の自由時間を過ごし、両手にいっぱいお土産を抱えて生徒達は新幹線に乗りました。
出発の際「ありがとう京都！」と別れを告げている姿も印象的でした。

　その後新幹線・バスと帰路の中、終わってしまう修学旅行を惜しむように生徒達はとても楽しく談笑し思い出を深めることができました。
だんだんと都会の風景から馴染みのある風景が近づく度に、生徒の顔が安堵していき、生瀬中学校に到着した時には｢帰ってきた～！｣と嬉しそうに笑う様子が見られました。


　三日間、生徒達は古都の歴史遺産や文化・観光地の発展の様子などからたくさんの学びを得ていました。そして、仲間と過ごした楽しい時間は、きっとこれからの人生のなかでもかけがえのない思い出になるかと思います。
　これから三年生は進路を考える大事な時期に突入していきます。今回更に強めた絆を力に、全員で協力して残りの限られた中学校生活を過ごせるよう支援してまいります。
　修学旅行へのご協力のほど、ありがとうございました。

【2日目】　伏見稲荷大社　三十三間堂　清水寺　銀閣寺　ポケモンセンターKYOTO

　二日目はあいにくの雨天となってしまいましたが、雨の振る京都もまた風流なもの。ホテルの朝食ビュッフェをしっかり食べて京都の名所巡りバスツアーに出かけました。

　まず訪れた伏見稲荷大社では、狛犬ではなく大きな駒狐が生徒を出迎えてくれました。大きな社や千本鳥居など、事前に調べていた景色を実際に目にし、嬉しそうな様子が見られました。
　三十三間堂では、1001体の千手観音立像の荘厳さに目を見張り、自分と同じ顔をしている仏像を探す様子もありました。

　高台寺の駐車場から一念坂・二寧坂・産寧坂を上がり清水寺の参道に到着すると、二班に分かれて班別行動を行いました。 清水寺の正門・仁王門まで到着した班は清水の舞台を垣間見ることができました。また、参道沿いに構えるお店に立ち寄りお土産を購入したり、食べ歩きを楽しむ生徒もいました。

　銀閣寺では、強い雨に打たれながらも銀沙灘の石庭の美しさ、銀閣のもつ侘び寂びのしみじみとした景観の良さに触れ東山文化を感じることができました。

　２日目の締めくくりには、生徒達がとても楽しみにしていたポケモンセンターKYOTOに行きました。生徒たちはおのおの好きなポケモンのグッズを探したり、京都らしい格好をしたピカチュウと写真を撮ったりとこの日一番の笑顔を見せて買い物を楽しんでいました。

　5月27日（月）から29日（水）まで三日間、奈良・京都への修学旅行を実施しました。
　修学旅行中の生徒達の様子をお伝えします。


【1日目】　水郡線　常磐線特急　山手線　東海道新幹線　興福寺　東大寺　奈良公園

　朝早くの袋田駅から修学旅行がスタートしました。
　水郡線に乗って水戸から特急電車に乗り換え、上野駅から山手線で東京駅へ移動しました。
東京の朝の満員電車を体験して驚く生徒もみられました。

　生まれて初めての新幹線では、流れていく景色の速さに興奮している生徒や、理科の実験を行う姿もみられました。

　京都駅に到着した後、奈良に向けてバスが出発しました。バスガイドさんの説明を興味深く聞きながら、関西の町並みを眺めつつ奈良に向かいました。
　
　奈良では荒天が心配されていましたが、生瀬中生を歓迎するような晴天に恵まれました。
　まず最初に訪れたのは興福寺です。国宝館では授業で習った阿修羅像や龍灯鬼立像・仏頭などを真剣な眼差しで鑑賞していました。
　その後、東大寺では大仏殿のスケールの大きさに圧倒され、また間近で見上げる盧舎那仏（大仏）の迫力ある姿に、思わず口を開けて驚いてしまう様子も見られました。ガイドさんからの丁寧な説明を受け、奈良の歴史や東大寺の魅力についてしっかりと学んだ時間でした。

　奈良公園では生徒達が一番楽しみにしていたと言っても過言ではない、奈良公園の鹿との触れ合いもあり、生徒達は鹿のかわいらしさ・鹿せんべいへの執着心の強さを身をもって体験することができました。奈良で和気あいあいと過ごし、最高の旅のスタートをきることができました。